自動車を購入したら自動車保険に加入。
住宅を購入したら火災保険に加入。
これらはよくある保険加入の動機です。そして、なぜ自動車や火災の保険に加入するかと言えば、「起きる可能性は少ないかもしれないけど、起きた時に経済的に困らないようにするため」加入します。
では、入院の保険やがん保険はどうでしょうか? 入院日数は少なくなっていますし、がん治療も健康保険適用で行うケースが増えています。健康保険適用と言えば高額療養費も活用できますので、一般的な収入の方であれば治療費だけで1か月にかかるのは9万円弱のみです。
高額療養費制度は改定の話が出ていますので、今後我々の負担が上がることはほぼ確実ですが、とは言っても、これら入院やがんの保険に加入する理由はどんなものがあるでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
若いうちは資産形成の手助けのため
20~30代の若い世代はこれから様々な人生イベントに向けて資産形成を行っていかなければなりません。NISAを始めとする有利な制度をフル活用して行っていただきたいですが、もし入院や大病が自分に起こったらどうなるでしょう? 資産形成どころではなく、生活費も厳しくなってしまうかもしれません。
そんな時に役立つのが入院やがんの保険なのです。若い方であれば保険料も比較的抑えて加入することが出来るので、若いうちに加入するこれらの保険は資産形成の手助けという考え方で加入するのが良いでしょう。
40代、50代はどうする?
人によって様々ですが、若い方よりは資産をお持ちのケースが多いと言えます。この年代の方が入院やがんに対する保険とどう付き合っていくかは、これまで築いた資産を防衛するためという考え方があっていると思います。
また、住宅ローン返済を抱えている方や教育資金が一気にかかって来る方もいらっしゃいます。住宅ローンには団信がありますが、一部疾病団信以外では入院しようが、がんになろうが、働けなかろうが返済を待ってはくれません。1か月の遅れだけですぐに家を取られてしまうことはありませんが、返済の目途が立たないままでは時間の問題と言えます。
教育資金として貯めてきたお金を自身の病気治療や生活費に使わざるを得ない状況と言うのも仕方のないことですが、出来れば誰しも避けたいと思うことでしょう。
以上のことから40~50代の入院やがんの保険は資産を守るために加入するという考えがよろしいのではないでしょうか?
その先は?
60代以降はいわゆるリタイヤ世代となります。この世代の方々も引き続き資産を守るために保険と付き合っていくことになりますが、介護の存在も忘れてはいけません。国の介護保険で大部分は何とかなりますが、施設入所を考えると自身の年金だけで足りるかどうかの調査は不可欠です。
まとめるとすべての世代において、保険とは資産を守るために加入するものであるという考えは変わりません。しかし、その時その時において適切に加入できているか? 自分たち家族に合っているのか? は確認していく必要があると言えるでしょう。
「確認してみたい!」と思った時はぜひお気軽にアローズまでご連絡ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
筑後地方で保険の相談なら株式会社アローズ