2023年5月26日の日経平均株価終値は30,916.31円となっており、ここ最近のニュースで株高の話を聞かない日は無いくらい日本株の調子は上向きです。
今回の株高は様々な要因が重なって発生していますが、投資の神様とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏の行動も株高要因の一つとされています。
彼は「日本での投資は完了していない。これからも日本企業の投資先を探していく」と4月に述べ、主に日本の商社への投資を行っています。
そんなウォーレン・バフェット氏ですが、皆さんはご存知でしょうか? 彼の一言で株価が左右されるといっても過言ではないほどの大物です。今回のブログではそんなウォーレン・バフェット氏について解説して行きます。
投資の神様
ウォーレン・バフェット氏は世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同社の会長兼CEOを務めています。彼の資産は約1110億ドルと言われており、日本円に換算すると15兆円ほどになります。
彼はその投資の才能と経済的な成功だけでなく、倫理的な価値観や慈善活動でも注目を集めています。慈善事業に多額の寄付を行い、ザ・ギビング・プレッジ(The Giving Pledge)という運動にも参加しています。これは死後に自身の資産の半分以上を慈善活動に寄付するという「プレッジ(誓約)」を宣言するというものですが、中々真似出来ることではありませんね。
資産的にも人間的にもちょっと桁が違い過ぎるので、我々一般人からすると雲の上のさらに上のような存在ですが、彼の投資から学ぶことは出来ないでしょうか?
基本に忠実
ウォーレン・バフェット氏の投資戦略は、一般の消費者や投資初心者にとっても役立つ教訓を提供しています。
・長期的な視点
・企業の基本的な価値の分析
・リスク管理の徹底
・事業の内容が分かるものへの投資
など、重要な要素が詰まっています。
中でも長期的な視点という部分に置いては、これから資産形成を始めようとする方にとって鉄則とも言えます。短期的な利益を求めても成功する確率は限りなく低いのです。
また、投資先の調査や自身の資金管理といった基本中の基本も重要です。
誰しも「わかってるよ…」と言いたい基本中の基本ですが、ついつい利益を求め熱くなってしまうというケースは存在します。どんな時でも冷静に基本を守るウォーレン・バフェット氏はやはり神様と言えるのかもしれませんね。
自分のお金を投資する前に学びを
ウォーレン・バフェット氏は常に学び続けることの重要性を説いており、自身の知識と洞察を深めるために時間を割いています。
我々一般人も同様に、投資や運用に関する知識を積極的に学び、自己啓発を図ることが重要です。書籍やセミナーなどの信頼できる情報源を活用し、投資に関する知識を深めていきましょう。
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