大暴落の時どう行動するか?

2024年8月5日月曜日のことになりますが、ブラックマンデーの再来とも言えるほどの大暴落に株式市場は見舞われました。取引時間中の下げとして 4,000 円は初めて目にする数字でしたので、報道でも大きく取り上げられ、新NISA元年の資産形成に水を差した格好となってしまいました。

過去にはバブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災など相場が一時的にクラッシュすることもありましたが、これからも今回同様の大暴落が起こらないとも限りません。

そこで今回は『大暴落の時にどう行動するか?』と題して、資産形成初心者の方へ向けたアドバイスをさせていただこうと思います。今年から始めた方などは投資の心構えを作ることにも繋がりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

大暴落でも慌てない

今回の大暴落は日銀追加利上げとアメリカ雇用統計指標の悪化など、悪い要素がたまたま重なってしまった結果起きたものであると言えます。事実、大暴落から数日で混乱こそ続いていますが、株価・為替共に落ち着きを取り戻しつつあります。

このような相場で一番大切なことは“慌てて売却しない”ということになります。

新NISAを活用して積み立てをしている多くの方が、将来へ向けた長期的な目線での資産形成であるはずです。ということであれば、一時的な暴落は全く気にする必要もなく、むしろ安く買えてラッキーという気持ちでいたほうが良いのです。

逆に1年以内で短期の運用をする場合はシビアな判断が必要になりますが、初心者向けとは言えず、恐らく本コラム読者でも行っている方は少ないと思います。

積み立ては継続するからこそ積み立てられるもの

今回の大暴落を機に、「怖いから一度積み立てをストップしよう…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その考えはいささか早計と言えます。

なぜそう言えるのかというと、高い時も安い時も毎月同じ金額または同じ量を機械的に購入していくことこそが積み立ての魅力だからです。

下がった時に購入して、上がった時に売却することが出来れば一番よいですが、それはプロでも難しく、むしろそんなことが誰でも出来れば皆が億万長者になれてしまいます。だからこそ、機械的な積立が重要と言えるわけです。決して一番良い方法ではないかもしれませんが、毎月定額を購入すれば購入単価は下がります。一般の方であればこれでも十分な利回りが期待できるでしょうし、何より毎月積み立てを行うということは、資産形成や貯蓄に対するクセ付けともなるのです。

「なかなか貯まらない…」という方はクセ付けする意味でも、毎月の積み立てを始めてみてはいかがでしょうか。また、日々の相場に一喜一憂するのではなく、長期的な目線を持った資産形成を強くお勧めいたします。

アローズでは資産形成に関するご相談もお受けしておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

筑後地方で保険の相談なら株式会社アローズ

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