なぜ分散投資は勧められるのか?

資産形成の基本は「長期」「積み立て」「分散」です。これは多くの方が発言していますのでご存知の方も多いと思います。今回はその中で「分散」について取り上げてみたいと思います。

なぜ分散させることが重要なのか? について基本から解説させていただきますのでぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。それでは行ってみましょう!

なぜ分散する必要があるのか?

投資の鉄則として「卵を一つのカゴに盛るな」という格言があります。

これはもしカゴを落としてしまったときに、卵はすべて潰れてしまいますが、いくつかのカゴに分散して持っていた場合、すべてが潰れてしまうということを防ぐことが出来ます。だからこそ、投資でも「分散」が重要なのですが、どのように分散させたらよいかわからない… という方も多いのではないでしょうか。

そんな時はGPIFのポートフォリオを参考にすると良いでしょう。

GPIFを参考に

GPIFとは私たちの年金を運用する、年金積立金管理運用独立行政法人のことを指します。

その運用資金は約246兆円で世界最大の機関投資家とも呼ばれています。 そんなGPIFですが、上図のように25%ずつ分散させて投資を行っていることが分かります。国内と海外、さらにそれぞれの株式・債券で4種類となっていますが、どのように分散させたらよいか分からないという方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

GPIFは日本株に注目?

GPIFのポートフォリオは原則5年に1回見直されますが、来年の2025年がちょうど見直しの年となります。一部報道によると、このタイミングで日本株の比率を増やすのではないか? と言われています。もし、そうなれば市場に君臨する大きなクジラが動くだけに、日本株にとっては強い追い風となることでしょう。

皆さんも定期的にポートフォリオを点検し、今の自分に合っているか確認すると良いでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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