NISAはいつがはじめ時?

2022年6月末のデータになりますが、NISA(少額投資非課税制度)の総口座数が1703万1049口座開設されているそうです。NISAは一人一口座しか開設できない点を考えると、「みんなやっています!」という段階には達していないと言えるでしょう。

なぜみんな始めないのか?

「非課税」というのはとても魅力的な響きだと感じますが、なぜNISAが「みんなやっています!」という状態にならないのでしょうか?

様々な理由が考えられますが、「投資」というものに怖さを感じる方が一定数いらっしゃることも一つの理由なのではと考えます。

始めないでいることのリスク

確かに「元本保証」というものがない世界ですので、恐怖を感じる気持ちは理解できますが、資産が増減することに対するリスクよりも何もしないでいることのリスクも高いのではないでしょうか?

昨今の物価高で「出て行くお金は増えたけど、入ってくるお金は変わらない」という状態が続いている方は多くいらっしゃるかもしれませんが、だからと言って「節約」を行おうとしても、そこから生まれる結果は僅かなものかもしれません。

まずはコツコツと積立から

それであれば、毎月の積立を少しだけ「投資信託」や「外貨」に回し、お金自体に働いてもらうという選択肢を取ってみるのはいかがでしょうか。一度に大金を投資するのではなく、毎月同じ金額をコツコツ積立投資することで、暴落などのリスク回避に繋がりますし、将来の資産形成にも大きく寄与してくれる可能性があるのです。

長期・積立・定額購入は資産形成の基本ともいえることですので、NISAのはじめ時は正に「今」であると言えるのかもしれません。

興味のある方は「今」から始めてみてはいかがでしょうか。

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